書籍情報
株式会社アイスタット代表 理学博士 菅 民郎が著書した専門書のご紹介です。
多変量解析
例題とExcel演習で学ぶ多変量解析・因子分析・コレスポンデンス分析・クラスター分析編
多変量解析は、実験やアンケート調査で収集されたデータを分析して、複雑に絡み合っている要因相互の関係を明らかにし、目的を解決するための関係式(モデル式)を作成してくれる手法です。したがって、多変量解析は、職業や、文科系・理科系を問わず、データ分析を行う人ならば、必ず勉強しておかなければならない手法であると思います。
多変量解析は数式が多く、大変難しいと思われがちですが、データ分析をする人が学ぶのは、数式ではなく現実の仕事や研究に応用する方法です。このことを踏まえて筆者は、数学的理論はできるだけ省き、具体例を用いてわかりやすく、しかも重要なことはきっちり解説しようという方針で、この本を執筆いたしました。
メジャーな多変量解析のすべてについて解説していきます。内容が多いことから、3 つの編に分け解説しています。
1 冊目の「回帰分析・判別分析・コンジョイント分析編」では、重回帰分析、判別分析、正準判別分析、数量化1 類、拡張型数量化1 類、コンジョイント分析を解説しました。
2 冊目の本書では、ロジスティック回帰、数量化2 類、拡張型数量化2 類、時系列分析、カプランマイヤー法とCox 比例ハザードモデルを解説します。3 冊目では、因子分析、主成分分析、数量化3 類、コレスポンデンス、クラスター分析、共分散構造分析について解説しています。
各手法の解説には身近で実践的な例題を豊富に設け、これについて計算・解釈の方法を、Excelと著者自ら作成したアドインソフトウェアを活用して詳細かつ実践的に説明していきます。
※ダウンロードソフトウェアは、日本語 Windows版 Excel 2016/2013/2010 に対応しています。
目次
第1章 多変量解析の概要
- 基 礎・実 践 編
- 応 用・理 論 編
- Excel 演習編
- 基 礎・実 践 編
- 応 用・理 論 編
- Excel 演習編
第 3 章 因子分析
- 基 礎・実 践 編
- 応 用・理 論 編
- Excel 演習編
第 4 章 数量化 3 類
- 基 礎・実 践 編
- 応 用・理 論 編
- Excel 演習編
第 5 章 コレスポンデンス分析
- 基 礎・実 践 編
- 応 用・理 論 編
- Excel 演習編
第 6 章 クラスター分析
- 基 礎・実 践 編
- 応 用・理 論 編
- Excel 演習編
第 7章 共分散構造分析
- 基 礎・実 践 編
- 応 用・理 論 編
付録Ⅰ ベクトルと行列
付録Ⅱ 距離
付録Ⅲ 本書で利用する Excel の分析ツール及び「マルチ多変量ソフトウェア」
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