《数量化3類(3/3) 》
6.2項目間の関連性を数量化3類で調べる
2つの項目の関連性を調べる方法はいろいろあります。血液型と性格に関するアンケートデータを用い、血液型と性格の関連性を把握する解析手法を調べてみましょう。
① クロス集計
② コレスポンデンス(双対尺度法)
③ 数量化3類
④ 数量化3類/属性別重心
コレスポンデンス(双対尺度法)
クロス集計表の関連性を視覚的に表現する手法がコレスポンデンスです。
詳しくは、コレスポンデンス分析の紹介ページをご参照ください。
数量化3類
性格と血液型の2つの項目に数量化3類を適用しました。カテゴリースコアの散布図より、血液型と性格の関連性を調べます。
数量化3類/属性別重心
性格の項目1つに数量化3類を適用します。求められたサンプルスコアの血液型別平均値を求めます。(この平均値を属性別重心ということがあります)
属性別重心の散布図とカテゴリースコアの散布図を対応させ、血液型と性格の関連性を調べます。
7.数量化3類のパソコンソフトによる結果の見方
血液型と性格に関するアンケートデータに数量化3類を適用した結果を示します。
※ 因子分析では固有値、寄与率、累積%は重要な意味を持っていましたが先生は、数量化3類ではこれら値は使いません。
※ 相関係数が0.5以上の軸は説明力が高いと判断します。
相関係数が0.3未満は説明力が低く、その軸は用いない方がよいでしょう。
相関係数が0.3未満は説明力が低く、その軸は用いない方がよいでしょう。
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