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◆分散分析法・F検定(2/2)◆

因子効果の検定方法 

一元配置法では、因子の水準を変えたことによって、目的とする事柄(特性値)に影響があったかどうかは、誤差変動に対する因子間変動の大きさを比較すれば、判断できます。すなわち、S変動をSに対して検定すればよいわけです。
因子の変化によって、特性値に影響が現れることを「因子効果」があるといい、この検定を「因子効果の検定」と呼びます。

一般に、2つの変動を比較するには、それぞれの不偏分散を求めて、分散比による 検定(母分散の差の検定)を行うのが普通です。
そこでこの場合にも、2つの変動SSに対する自由度を求め、不偏分散を計算して 検定を行えば、因子効果があったかどうかを検定することができます。
FASASそれぞれの自由度は、次の式によって求められます。


検定の手順 

分散分析表の作り方 

因子効果の検定を行って、その検定の途中で得られた値と検定の結論を、わかりやすく表にまとめたものを、分散分析表といいます。

意味は、 **:「有意水準0.01で、効果があるといえる」
          *:「有意水準0.05で、効果があるといえる」
            無印:「有意水準0.05で、効果があるといえない」になります。


P 値を用いて有意差判定も行えます。
 0≦ P ≦0.01であれば、**
0.01<P ≦ であれば、*
0.005<P であれば、無印

表2のデータについて、分散分析表を作成してみます。



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