統計的推定

◆統計的推定◆

統計的推定とは、標本調査の結果から母集団の特徴を推測することである。
例えば、ある県の小学生全員のお年玉金額にどのような特徴があるかを調べたい場合、全ての小学生全員(母集団)について調査することは困難である。そこで、全ての小学生からランダムに選んだ一部の生徒を対象に標本調査を実施する。そして、標本調査の結果からこの県全体の小学生のお年玉金額の特徴を推定する。
統計的推定には大きく分けて2種類あり、それぞれを「点推定」「区間推定」という。
両者のイメージを示す。
”統計的推定の解説”

点推定

点推定は、標本調査によって求められたただ一つの値によって母数を推定する方法である。
標本平均であれば、求められた値をそのまま母集団の平均とする。

区間推定

標本調査によって決まるただ一つの値を推定値に取る点推定に対して、区間推定は「母数が含まれる」であろう区間を推測する方法である。
標本平均であれば、2つの値を計算しその2つの値の間に母集団の平均はあるとする。

  区間推定について、以下の4つを解説する。
  • 母平均の推定
  • 母比率の推定 (母集団の割合の推定のことである)
  • 母標準偏差の推定
  • 母相関係数の推定  



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