相関比の無相関検定

◆相関比の無相関検定◆

相関比の無相関検定の概要 

相関比は、一つの項目がカテゴリーデータ、もう一つの項目が数量データである2項目間の相関関係を数値で記述する方法である。
相関比は0から1の間の値で、絶対値が大きいほど相関関係は高い。
相関比の無相関検定は母集団の相関比が0であるかを検証する検定方法である。


相関比



検定統計量


自由度

=カテゴリー数-1  f=n-カテゴリー数


p値

検定統計量は自由度f、fのF分布に従う
p値は、F分布における検定統計量の上側確率である。

【具体例】
15人の消費者に好きな商品と年齢を聞いた。
相関比は0.604だった。母集団における相関比は無相関といえるかを明らかにせよ。

【検定結果】
p値0.0039<0.05より
年齢と好きな商品の母集団における相関比は0でない相関があるといえる。

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