【法人・医療関係者向け】研修会・統計講座

定期開催中の統計セミナー(全6講座)はこちら

統計研修・データ分析研修

サービス内容

株式会社アイスタットでは定期的に行うセミナーを法人様向けに承っております。
下記のご要望のほか、お客様のニーズに応じたカスタマイズにも対応(オプション)いたします。
  • 会社で複数人数を集め、会社の研修室や会議室でデータ分析を学びたい
  • 部署や組織に役立つ解析手法について学びたい 
  • 売上予測や需要予測の仕方を学びたい
  • アンケート調査票の作成方法やアンケートの対象者数などの調査設計の立案方法を学びたい
<研修例>
統計解析、アンケート調査票の作成・集計解析、多変量解析、有意差検定、コンジョイント分析、共分散構造分析、予測、マーケティング統計 など

受講形態

受講形態は、オンラインライブ(Zoomほかオンライン会議)となります。
※ 研修会場・会議室などへの講師の派遣をご希望の場合はご相談ください。

オンラインライブ研修とは

オンライン会議システム(※1)を使用します。
弊社講師による講義を視聴いただくだけではなく、講義中のご参加者様からのご質問にも対応いたします。
弊社開発の統計ソフトを使用したPC演習も可能(※2)です。

(※1)オンライン会議の設定はお客様にてお願いしております。Zoom以外の会議システムを使用する場合は、別途ご相談ください。
(※2)PCはお客様にてご準備ください。統計ソフトの動作環境は「ソフト動作環境」をご参照ください。

概算料金とオプション

概算料金

人数 費用
1~10名様まで 275,000円(本体250,000円+消費税25,000円)
11名様以上 固定 275,000円(本体250,000円+消費税25,000円)
   +
10名様から増す人数 × 11,000円(単価10,000円+消費税1,000円)
(例)
  • 7名様の場合・・・275,000円(税込)
  • 20名様の場合・・・385,000円(税込)

オプション

お客様ニーズに合わせたカリキュラム作成にも対応いたします。
カスタマイズされた独自の研修を行うことができます。
お客様が保有されているデータを使用したり、特定の解析方法に特化した講義を設計いたします。
資料作成費やデータ加工費など、別途費用が発生いたします。詳しくはお気軽にお問い合わせください。。

講師のご案内


医療統計講座

講座概要

■ 講師

・志賀 保夫/株式会社アイスタット(代表取締役社長)


■ 学習目標

・エビデンスデータなどを正しく理解、正しく医療従事者に伝えることができるようになる

・医療統計の参考書が理解できるようになる


上記目標達成のために本講座では統計学・解析手法の役割から種類・概要までを学びます。
具体例や実例に基づき結果の見方や活用法を学びます。
フリーソフト「統計解析」でいろいろな解析の演習を行います。


■ 講義内容

・詳細はプログラムをご参照ください。ご案内資料をご希望の場合は、見積依頼よりお問い合わせください。


■ 受講形態

オンラインライブ講義 *研修会場への講師派遣も承っております。(東京23区内の場合のみ)


■ 所要時間

全6回 所用時間/2時間30分(各回) *途中小休憩1回を想定


■ 開催費用

参加人数に応じたお見積もり金額をご案内いたします。お気軽にご相談ください。


■ 開催日程

ご相談ください。



学習内容

講座1回目 データの特徴を捉える

代表値
    代表値を使いデータの特徴を捉える、問題を発見する
  • 代表
  • 中央値
  • 散布度
  • 標準偏差
  • 標準偏差の求め方
  • 標準偏差計算式の「n」と「n-1」との違いは
  • 基準値(偏差値)
統計図表
    何を伝えたいか、目的にあったグラフ、見せ方と読み方
  • 度数分布
  • 箱ひげ図
  • 四分位偏差
  • 外れ値
既に知識があり、この分野に時間を要したくないと思っている方は落とし穴にご注意を! 

実際に、正しく活用できていますか。「知識」≠「活用」です。
また、代表値は、統計のあらゆる手法(検定、相関分析、多変量解析など)でも使われます。
 データ分析の結果を誤誘導しないよう学びます。


講座2回目 2つの事柄(項目)の関係を調べる

正規分布
    どのような時に使用するか
  • 正規分布
  • 正規分布と平均、標準偏差の関係
  • 標準正規分布(z分布)
相関分析
    相関関係と因果関係を捉える
  • 相関図
  • 単相関係数
  • カテゴリー別平均
  • 相関比
  • クロス集計
  • クラメール連関係数

相関分析には色々な解析手法がありますが、測定されたデータが「量的データ」か「質的データ」か によって適用する解析手法が決まります。また、手法によって「相関係数」の基準点が異なります。さらに、多くの人がだまされている「擬似相関」 についても学びます。

Excelアドインの統計解析ソフトウェア(フリーソフト)を使って、具体例や実例の演習を行い、 結果の見方・活用の仕方を学びます。


講座3回目 アンケート調査や実験などの結果が母集団にもいえるかを調べる

有意差検定
    仮説(目的)を明確にし検証する
  • 母集団と標本調査
  • 仮説検定、統計的検定
  • 帰無仮説
  • p値
  • 有意水準
  • p値と有意水準の比較でいること
  • 両側検定と片側検定

母平均の差の検定
    2つのグループ間の母平均に差があるか
  • 対応のない、対応のある
  • 平均に関する検定の種類と選び方
  • サンプルサイズが大きい
  • 対応のないt検定
難しい公式を学習するのではなく、検定するにあたっての注意点、検定結果の見方を学びます。また、論文で査読者から指摘されやすい検定の事例を紹介します。

Excelアドインの統計解析ソフトウェア(フリーソフト)を使って、具体例や実例の演習を行い結果の見方・活用の仕方を学びます。


講座4回目 さまざまな検定を学び、目的にあった検定を選び、活用する

母平均の差の検定
    2つのグループ間の母平均に差があるか
  • 対応のあるt検定
  • ノンパラメトリック検定

割合に関する検定
    2つのグループ間の母比率に差があるか
  • 割合に関する検定の種類と選び方
  • 対応のない母比率の差の検定
  • 対応のある母比率の差の検定

クロス集計表に関する検定
    クロス集計の結果が母集団にも関連があるのか
    37 クロス集計表の解釈
    38 実測度数と期待度数
    39 カイ2検定(独立性の検定)
難しい公式を学習するのではなく、検定するにあたっての注意点、検定結果の見方を学びます。また、論文で査読者から指摘されやすい検定の事例を紹介します。

Excelアドインの統計解析ソフトウェア(フリーソフト)を使って、具体例や実例の演習を行い結果の見方・活用の仕方を学びます。


講座5回目 医療統計で使われる解析手法を学び、活用する

リスク比・オッズ比
  • リスク比
  • オッズ比正規分布と平均、標準偏差の関係
  • リスク比とオッズ比の比較
  • コホート研究とケースコントロール研究とは

カプランマイヤー法
  • 割合に関する検定の種類と選び方
  • 対応のない母比率の差の検定
  • 対応のある母比率の差の検定
  • クロス集計表の解釈
  • 実測度数と期待度数
治療後の生存率のエビデンスデータとしてよく目にする「カプランマイヤー(Kaplan-Meier法)」を取り上げ、生存率のデータを正しく理解することを目標に学習します。


講座6回目 影響要因の解明・予測する為の多変量解析を学ぶ

多変量解析
  • 重回帰分析
  • オッズ比正規分布と平均、標準偏差の関係
  • ロジスティック回帰分析
  • 調整済みオッズ比とワルド検定
  • cox比例ハザードモデル
  • ハザード比
数多くあるデータからモデルを作成し予測値を算出。モデル式の結果から「変数の貢献度」、「重要度」、「因果関係」を解明し、仕事や業務に役立てる。計算方法(数式)は省き、統計ソフトウェアで出力された結果の見方や活用の仕方、解析する場合のテクニックや注意点を学びます。

Excelアドイン「マルチ多変量(1カ月間無償提供)を使って、具体例や実例の演習を行い結果の見方・活用の仕方を学びます。


講座実施までの流れ

外部セミナーのお申し込み流れ

統計セミナー・法人向け研修会

ソフトウェア情報

マルチ予測

時系列データの解析に有効なソフト。ソフトが既存の重回帰分析、数量化1類、新型手法の拡張型数量化1類を自動選択し、予測モデル式を作成する。


マルチ多変量

多変量解析の手法を多数搭載した、Excelのアドインソフト。予測モデル式に適用するデータが量的データ、質的データが混在していても解析できる手法を搭載。


ソフトウェア一覧を見る

最新書籍情報

使える51の統計手法

一から統計学を学ばなくても最適な統計手法の手がかりがみつかる内容となっています。使える場面が最初に表記しているので、どの統計手法を使ってよいかわからない方には、非常に便利です。

例題とExcel演習で学ぶ多変量解析:因子分析・コレスポンデンス分析・クラスター分析 編

本書は主に主成分分析,因子分析,数量化 3 類,コレスポンデンス分析,クラスター分析,共分散構造分析について解説しています。Excelを使って実習することにより、因子分析、数量化3類について理解することができます。

付属ソフトウェアダウンロード


例題とExcel演習で学ぶ多変量解析: 回帰分析・判別分析・コンジョイント分析 編

多変量解析を行う目的としては、大きく分けて「予測」と「要約」の2つがあります。本書では、「予測」の解析に焦点を当てて解説します。 計算・解釈の方法を、Excelアドインソフトウェアを活用して詳細かつ実践的に説明していきます。



例題とExcel演習で学ぶ多変量解析:生存時間解析・ロジスティック回帰分析・時系列分析編

本書は主にロジスティック回帰分析,数量化2類,拡張型数量化2類,カプランマイヤー法とCox 比例ハザードモデル, 時系列分析について解説しています。Excelを使って実習することにより、計算が難しいロジスティック回帰分析や生存時間解析などを理解することができます。

付属ソフトウェアダウンロード