書籍詳細

株式会社アイスタット代表 理学博士 菅 民郎が著書した専門書のご紹介です。

アンケート分析

「らくらく図解 アンケート分析教室」

らくらく図解 アンケート分析教室
著 者:菅 民郎 
出版社:オーム社 
価 格:2,600円(税抜) 
体 裁:B5変形判 389頁 
出版年月:2007年9月26日

概要

インターネットの普及によりWeb上でアンケート調査が容易にできる時代になりました。
パソコンの進化で良質のアンケート集計ソフトが登場し、従来専門機関に依頼していた集計を自分たちで瞬時に行えるようになりました。 大量の集計が瞬時に出力できることは良いことですが、一方で結果がたくさんありすぎて、まとめられず困っている人がいることも事実です。 

私は、アンケート調査のコンサルタントとしてレポートを見させて頂く機会が多くありますが、残念ながら単に結果をまとめただけのレポートが多いように思われます。 アンケートデータは多くのことを分析者に語りかけています。分析者は、アンケートデータの中から宝物を見出す発掘者であると思います。アンケートにおける 宝物とは、分析者が知りたいこと(目的)に対する「答え」です。従って、アンケート調査は知りたいこと(目的)を明確にし、その目的を解明するために標本 設計、調査票の作成、集計、母集団の推計・推計精度計算、多変量解析を行います。目的を解明するためにはどの工程も重要で、最低限知っておかなければなら ないことがあります。

そこで本書は各々の工程に対する実務的知識が理解できるように解説しました。 「アンケートはクロス集計に始まってクロス集計に終わる」といった人がいますが、私もその信奉者ですのでクロス集計の基本から応用までたっぷりとページをさき、解説しました。 多変量解析はアンケートデータに適用できるほとんどの解析手法を取り上げ、手法の使い方、結果の見方、困ったときの対策を解説しました。 最後の章で、実際のデータで解析したレポートを3つほど掲載しました。本書で学んだ手法が多く使われていますので、学んだことがどのように生かされているかが体感できるレポートとなっています。 

アンケート調査の入門者にはとっておきの教科書になることを信じて執筆しましたので、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

目次

■第1部 基 礎 編 
第1章 回答の取り方と回答データのタイプ  
1.1 回答法の種類を知る  
1.2 回答法別の質問文と回答選択肢の例  
1.3 SA回答法の二項選択法をMA回答法で質問  
1.4 段階評価の質問  
1.5 回答データのタイプ〈数量データとカテゴリーデータ〉 

第2章 単純集計  
2.1 調査集計  
2.2 単純集計とはなにか  
2.3 単純集計から把握できること  
2.4 カテゴリーデータの単純集計の計算方法  
2.5 数量データの単純集計の計算方法  
2.6 段階評価の単純集計の計算方法  
2.7 単純集計のグラフ 

第3章 クロス集計  
3.1 2つの質問間の関係  
3.2 クロス集計とはなにか  
3.3 クロス集計から把握できること  
3.4 クロス集計の計算方法  
3.5 クロス表の見方・活用方法  
3.6 クロス集計の集計仕様書の作成  
3.7 クロス集計のグラフ  
3.8 カテゴリーデータと数量データとの関係〈カテゴリー別平均〉  
3.9 数量データと数量データとの関係〈散布図〉 

第4章 相関係数  
4.1 相関係数とはなにか  
4.2 相関係数の計算方法  
4.3 相関係数の計算方法 

第5章 CSグラフと改善度指数  
5.1 CSグラフと改善度指数  
5.2 改善度指数の求め方
■第2部 解析手法編 
第1章 多変量解析  
1.1 多変量解析  
1.2 重回帰分析  
1.3 数量化I類  
1.4 コンジョイント分析  
1.5 判別分析  
1.6 正準判別分析  
1.7 ロジスティック回帰分析  
1.8 数量化II類  
1.9 因子分析  
1.10 主成分分析  
1.11 数量化III類  
1.12 クラスター分析  
1.13 コレスポンデンス分析  
1.14 AHP  
1.15 共分散構造分析 

第2章 標本設計と統計的推定・検定  
2.1 標本調査と標本設計  
2.2 統計的推定・検定  
2.3 母比率の推定  
2.4 母平均の推定  
2.5 母比率の差の検定  
2.6 母平均の差の検定  
2.7 母相関係数の無相関検定  
2.8 クロス集計の独立性の検定  
2.9 アンケート調査のサンプルサイズの決め方  
2.10 標本割り当て  
2.11 母集団補正集計、母集団拡大集計

 ■第3部 実 践 編 
第1章医薬品評価分析  
1.1 標本設計の概要  
1.2 高血圧症治療薬市場の概況  
1.3 製品使用状況  
1.4 製品評価  
1.5 製品使用理由  
●医薬品評価分析のまとめ 

第2章 化粧品顧客満足度分析  
2.1 標本設計の概要  
2.2 化粧品の購買行動  
2.3 化粧品会社総合評価  
2.4 化粧品会社詳細評価  
2.5 改善項目  
●化粧品顧客満足度分析のまとめ
 第3章 消費者セグメンテーション分析  
3.1 標本設計の概要  
3.2 消費者基本属性  
3.3 生活態度  
3.4 購買行動  
3.5 新製品意向